日英円滑化協定、署名へ作業を加速
2022年5月5日、イギリスを訪問中の岸田総理が、同地でジョンソン・イギリス首相と首脳会談を行いました。
外務省によると、会談は両国関係、ウクライナ情勢、北朝鮮問題などについて話し合いました。
両国関係では「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、緻密に連携していくことを確認しました。また、昨年10月に交渉を開始した日英円滑化協定が大枠合意に至ったことを歓迎し、早期署名に向けて作業を加速することで一致しました。
将来の戦闘機プログラムに係る協力では、2022年末までに協力の全体像について合意することで一致しました。引き続き両国の貿易・投資促進に努めていくことで一致しました。
ウクライナ情勢では、国際社会が結束して強力な対露制裁、ウクライナへの支援を続けていくことを改めて確認しました。
東シナ海、南シナ海については、一方的な現状変更の試みや経済的威圧に対し一致して毅然として対応していくことを確認しました。
北朝鮮問題(核・ミサイル問題、拉致問題)については、引き続き連携していくことを確認しました。
*日英円滑化協定…自衛隊とイギリス軍との間の相互運用性や協力関係を高めるための協定
|
|
|
|