地蔵盆、夏の終わりの風物詩
2022年8月24日、関西を中心に地蔵盆が行われました。
地蔵盆は、街角に祀られている子供たちの守り神・お地蔵さまの祭り。関西を中心に行なわれている風習であるとともに、夏の終わりを告げる風物詩です。
今年も武漢肺炎の影響で中止したところもありますが、関西地域を中心に地蔵盆が行われました。
地蔵盆(じぞうぼん)
毎年8月24日(お盆の地蔵菩薩の縁日)におこなわれる、路傍、街角(辻)で祀られている、お地蔵さま(地蔵菩薩)のお祭り。
地蔵菩薩は子供たちの守り神で、地蔵盆も、子供たちの成長を願うもの。関西を中心に行われている風習で、夏の終わりを告げる風物詩となっています。
お地蔵さまを洗い清め、新しい前垂れを着せ、化粧をするなど飾り付けられ、周囲には提灯や灯籠が置かれます。当日、子供たちには、お供え物(お菓子やジュース、果物)が振る舞われます。本来は仏教行事ですが、現在では町内会のイベントとなっています。
京都市内は、24日が平日の場合、前後の土日に行われることが多数。一方、大阪市内は、23日、24日の2日間にわたり、行われることが多数です。なお、関西地区以外でも行われていますが、関東や東海ではあまり行われていない風習です。
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