損害保険、中間純利益は4240億円
2023年12月15日、金融庁が主要損害保険会社の2023年9月期決算(中間決算)の概要を発表しました。
主要損害保険会社は東京海上ホールディングス、MS&ADホールディングス、SOMPOホールディングスの3グループの集計。
正味収入保険料は前年比5.1%増の6兆8094億円。経常利益は前年比925.1%増の5884億円。中間純利益は前年比2063.3%増の4240億円。
中間純利益の増加は「資産運用損益の増加」や「武漢肺炎に関する損失の減少」が要因です。
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、757.1(%)。
*純利益は親会社株主に帰属する純利益
*SM比率は東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン日本興亜の合算
SM比率
保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。ソルベンシー・マージンは「支払余力」と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。
一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。ただし、200%を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い
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