2010年3月25日、髙島屋とエイチ・ツー・オー・リテイリング(H2O)は、経営統合を断念すると発表しました。
高島屋は、百貨店業界第3位。
H2Oは、傘下に阪急百貨店と阪神百貨店を持ち、業界第5位。
1年半、経営統合に向けて協議を重ねてきたが、企業運営の仕組みや考え方に違いがあり、統合比率やトップ人事などでも一致できず、今回、経営統合を断念することに至ったと発表されました。
関係者からは、「そこまで追い込まれていないから」という意見がでています。
厳しい環境にある百貨店業界ですが、高島屋とH20は、ともに「絶対に統合しなければ」とまで追い込まれておらず、まだ、余力があるとの見方です。
また、「宿敵である」との意見もでています。
店舗の重なりが少なく、補完関係が成り立つと一部では言われましたが、高島屋と阪急百貨店は、激しいライバル関係にあります。
大阪では、南(高島屋)と北(阪急)に分かれていますが、法人部門では激しい競争を続けてきた両者です。
京都・四条河原町でも、阪急と高島屋は激しい競争を繰り広げてきました。
敗れた四条河原町阪急は、今秋、閉店することが決まっています。
この激しいライバル関係が、経営統合できなかった原因ともされています。
なお、両社は、今後も業務提携を続ける方針です。
また、発行済み株式の10%持ち合いも、維持する予定です。