韓国救済通貨スワップ、700億ドル
2011年10月19日、韓国・ソウルで、日韓首脳会談（野田総理と李大統領の会談）が行われ、通貨スワップを現在の130億ドルから700億ドルに拡大することで合意した。
財務省によると、今回のスワップは、
財務省（外為特会）と韓国銀行間で、期間１年のドル・自国通貨の通貨スワップ（限度額300億ドル）を新たに。
（なお、財務省と韓国銀行間には、従来から、100億ドルの通貨スワップがあり、新規を合わせると、財務省と韓国銀行間のスワップは400億ドルになる）
また、日本銀行と韓国銀行の円ウォン通貨スワップを、300億ドルに増額する。
（限度額30億ドル相当から300億ドル相当に。期間2012年10月末まで）
これにより、財務省と日銀を合わせた、韓国との通貨スワップは、700億ドルに膨れ上がる。
この700億ドルの通貨スワップは、金融危機、財政危機に立たされている韓国を救済するためのもの。
【通貨スワップ協定】
自国の通貨危機のとき、自国通貨と引き換えに決められたレートで、協定相手国の通貨などを融通してもらう協定。
各国の中央銀行同士などで結ばれる協定。
借入国は、この外貨を協定で定められた範囲の国際決済や為替介入に使用することが可能となる。
なお、協定によって定められた期間内で適用される。
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