ギリシア問題、１歩前進
2011年10月27日、欧州連合は、ヨーロッパの信用不安を払拭するための対策で合意したと発表。
（欧州連合の首脳会議終了後、ヘルマン・ファン・ロンパウ欧州理事会議長が記者会見）
欧州連合が合意した内容は、
・ギリシア国債を保有する銀行に、元本の50％削減を求める。
・来年６月末までに、銀行の自己資本比率を９％へと引き上げる。
・ヨーロッパ金融安定化基金を、１兆ユーロに拡充する。
など。
ただ、ギリシア国債の元本割引は、銀行側が「自主的に応じる」という内容になっており、銀行が従うかどうかは…。
また、ヨーロッパ金融安定化基金の拡充についても、誰が資金を出すのかなど、未定。
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