くにゅーニュース(2011年11月)
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ギリシャ、国民投票!?

2011年11月1日、ギリシャのパパンドレウ首相が、先月27日に欧州連合が合意したギリシャ支援策を受け入れるかどうか、国民投票に掛ける考えを示した。

ギリシャ支援策は、ギリシア国債を保有する銀行に、元本の50%削減を求めるなどの内容とともに、ギリシャに対して財政削減を求めているため。

国民投票が行われれば、支援策を否決する可能性も高く(可決できるか、否決となるかは、微妙な情勢)、否決されれば、再び、ギリシャ問題は振り出しに。
(この場合、ギリシャはデフォルトする可能性が高い)

【欧州連合が合意したギリシャ支援策等(10/27)】
・ギリシア国債を保有する銀行に、元本の50%削減を求める。
・来年6月末までに、銀行の自己資本比率を9%へと引き上げる。
・ヨーロッパ金融安定化基金を、1兆ユーロに拡充する。
など。

【ギリシャ問題】
財政赤字が、国内総生産(GDP)の13%近くに。
債務残高も国内総生産の113%。
(ギリシャ債務残高…3500億ユーロ。約35兆円)

【ギリシャ共和国】
通称、ギリシャ。
ヨーロッパの南東、バルカン半島最南端部に位置する共和制国家。
国土は、バルカン半島の領土と約3000の島によって構成される。
人口は、1千1百万人強。
産業は、農業、鉱業、工業、輸送業、観光。
中でも、観光、海運業、移民からの送金が、ギリシャの三大収入源となっている。
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