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欠席16名、軽い処分

2011年3月1日、民主党が、第515回・常任幹事会を国会内で開催しました。
     
幹事会では、昨日の衆議院本会議を欠席した16名(会派離脱届を提出した議員)の処分について、協議が行なわれました。

結果、渡辺浩一郎議員に対しては、党員資格停止6ヵ月の処分が妥当として、倫理委員会に掛けることとなりました。
また、その他の15名に対しては、厳重注意とすることが決定しました。

2011年度予算案の成立が微妙な段階のため、軽い処分となった模様です。
    
■予算関連法案の成立
予算関連法案は一般法案。
そのため、予算案とは違い、衆議院の優越が無く、法案成立には衆議院と参議院の両方での可決か、参議院否決後、衆議院で2/3以上の多数による再可決が必要です。

現在、与党は、参議院で過半数の議席も、衆議院で2/3以上の議席も持っていません。
このため、関連法案の成立には、野党の協力が必要な状況にあります。
   
特に、特例公債法案(赤字国債を発行するための法案)が成立しないと、年度後半の予算が無くなるとされています。