くにゅーニュース(2011年4月)
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ようやく、計画的避難区域を設定

2011年4月11日、政府は、放射能の積算線量が高い地域(原発から半径20km以遠)に、「計画的避難区域」を設定した。

放射性物質の流出が続く福島第1原発から、半径20km以遠でも、1年内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのあるため。
計画的避難区域内の住民は、別の場所へ、計画的に避難することが求められます。

また、屋内退避地域(原発から半径20km~30km)のうち、計画的避難区域とならなかった地域は、「緊急時避難準備区域」に設定した。

【計画的避難区域】
事故発生から1年内に、放射能の積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのある区域。
(20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会と国際原子力機関の放射線防護の基準値から)
計画的避難区域の住民は、別の場所へ、計画的に避難することが求められます。
計画的避難は、概ね1ヶ月を目途に。

4月11日現在、指定された区域は、葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町の一部、南相馬市の一部。

【緊急時避難準備区域】
計画的避難区域に入らなかった屋内退避地域(半径20kmから30kmの区域)。
この区域は、緊急時に、屋内退避や避難が求められるため。
この区域の住民は、緊急時に、屋内退避や避難ができる準備を。

なお、緊急時避難準備区域(屋内退避地域)は、引き続き、自主的避難が要請されています。
特に、子供、妊婦、要介護者、入院患者の方は、この区域に入らないよう要請されています。
また、区域内では、保育所、幼稚園や小中学校及び高校は休園、休校となります。
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★災害・国内
『原発事故』

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