☆母乳から放射性物質
2011年4月30日、厚生労働省が、福島県・関東地方の母親の母乳から、放射性物質が確認されたと発表。
先に、市民団体が母乳から放射性ヨウ素131が検出されたと発表したことを受け、厚労省も緊急に調査を実施した。
厚労省によると、23名の母親(福島県4名、茨城県9名、千葉県2名、埼玉県1名、東京都7名)の母乳を調査。
23名のうち、7名から、1キロ当たり2.2~8.0ベクレルの放射性ヨウ素131を検出。
また、1名から放射性セシウム137も、2.4ベクレル検出された。
なお、厚労省は微量であるため、乳児に影響はないとの見解を示した。
【母乳から放射性物質の経緯】
2011年4月20日、市民団体『母乳調査・母子支援ネットワーク(村上喜久子代表)』が、福島など4県の女性9人の母乳を検査。
茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出された。
これを受け、厚労省が実態調査を始めた。
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