くにゅーニュース(2011年5月)
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☆サミット、始まる

2011年5月26日(日本時間26日夜)、フランス北西部のリゾート地・ドービルで、主要国首脳会議(サミット)が始まった。
今年の主要な議題となるのは「福島第一原発事故」と「原子力発電の安全性」について。

「原発の安全性を高め、連携していく」
そう宣言して『お茶を濁す』のでは、との意見が多い。
参加している国によって、エネルギー政策が違うから、である。

原発推進派の筆頭は、フランス。
逆に、自然エネルギー推進派筆頭が、ドイツ。
隣接する、同じヨーロッパの国でも、大きく政策が異なる。
そういう中で意見を纏めると、どうしても「八方美人型」になってしまう。

「会うことに意義がある。これで十分」
との意見も。
元々、サミットは、先進国の友好と繋がりを深めるためのもの。
そのため、首脳同士が「会う」ことに意味があるとされ、これで十分というわけである。

【サミット】
主要国首脳会議、主要8ヶ国首脳会議とも呼ばれる。
年に一回、先進8ヵ国の首脳が集まり、経済、政治的課題について討議する会議。
参加するのは、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、カナダ、ロシアの首脳。
これに、欧州連合の欧州理事会議長と、欧州委員会委員長が加わる。

【ドービル】
フランスのノルマンディ地方のリゾート地(カルバドス県)。
19世紀から、観光保養地として発展。
高級ホテルやカジノが立ち並ぶ。
この地を舞台にした印象派(ブータン)の作品も多数。

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