くにゅーニュース(2011年6月)
ホーム ニュース・経済 健康・料理 生活関係 テレビ娯楽 旅・観光 スポーツ
菅総理、今夏中に退陣

菅総理が、今夏中に退陣することがはっきりとしてきた。
官房長官、国対委員長、幹事長が、相次いで、退陣の時期を明言したため。
(退陣の時期は、東日本大震災や福島第1原発事故収束に、一定のめどがついた段階としていた)

枝野幸男官房長官は、6月4日、テレビ東京『週刊ニュース新書』に出演し、
「菅総理は、そんなに長く居座る気持ちはない」
「9月初めに予定されている日米首脳会談に、菅総理が出るとは言っていない」
と述べ、9月までには退陣すると示唆した。

安住淳民主党国対委員長(衆議院)も、6月4日、記者団の質問に、
「菅総理は、早晩、重大な決断をなさると思う」
「夏を区切りにするというのも、一つだ」
と回答し、今夏中に退陣するとの見通しを。
         
岡田克也民主党幹事長も、6月5日、フジテレビの番組に出演し、
「総理が本来辞めるべき時期に辞めなければ、辞めていただくよう申し上げる」
と述べ、事実上、今夏中の退陣を認めた。

【菅総理の退陣表明経緯】
2011年6月1日、自民党、公明党、たちあがれ日本の3党が、菅内閣に対する不信任決議案を衆議院に提出。
菅総理では東日本大震災からの復旧・復興や原発事故の収束は実現できないというのが、その理由。

民主党の小沢一郎元代表を中心とするグループが、不信任案に賛成する意向を示す。
小沢氏に同調する議員が多く、不信任決議が可決される様相に。
        
2011年6月2日、菅総理が、民主党代議士会で退陣を表明。
これを受け、衆議院での不信任決議は否決。
(民主党議員の多くが否決にまわる)
退陣の時期は、東日本大震災や福島第1原発事故収束に、一定のめどがついた段階。
ニュースINDEX.2011年6月
★政治・国内
『内閣』
くにゅーニュース