福島市で高い放射能が検出されていた
2010年6月5日、福島市内の雑草から、100万ベクレル/1kgを超える放射能が検出されていたことがわかった。
3月15日、16日、福島県が計測したものだが、これまで公表されていなかった。
朝日新聞が報道、福島県もこれを認め、明らかとなった。
今回、明らかとなったデータは、福島県内の雑草や水の放射能濃度。
雑草からは、1kgあたり、放射性ヨウ素が100万ベクトル以上、放射性セシウムが10万ベクトル以上検出されていた。
このデータが公表されていなかったことについて、
福島県は、国のほうで公表されるものと思っていた。
国(対策本部)は、当時、どこが公表するか曖昧だったため。
(その後、文部科学省が発表するシステムになった)
としている。
【福島県・放射能測定結果、3/15~16】
<川俣町(国道114号と349号の交差点付近)の雑草>
放射性ヨウ素…123万ベクトル/kg。
放射性セシウム…10万9千ベクレル/kg。
<福島市(国道1144号付近)の雑草>
放射性ヨウ素…119万ベクレル/kg。
放射性セシウム…16万9千ベクレル/kg。
(3/15、16に計測した中で、放射能が高かった地点)
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