高濃度の放射能牛肉、11都道府県に
2011年7月13日、東京都が、高濃度の放射能が検出された牛肉の流通先を発表。
それによると、流通先は11都道府県(東京都、神奈川県、愛知県、北海道、徳島県、高知県、静岡県、千葉県、大阪府、兵庫県、秋田県)で、1438.6kg。
このうち消費された牛肉は、8都道府県(東京都、神奈川県、愛知県、北海道、徳島県、高知県、静岡県、大阪府)で、373.15kg。
また同日、大阪府は、この牛肉から、4350ベクレル/kgのセシウムを検出したと発表。
【牛肉から高濃度放射性セシウム検出事件】
2011年7月8日、東京都が牛肉の放射能検査(モニタリング検査)を実施。
牛肉から、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。
(放射性セシウムの暫定規制値は、500ベクレル/kg)
検出された牛肉は、福島県南相馬市の農家が5~6月に出荷したもの。
調査の結果、同じ農家が出荷した6頭の牛から、高濃度の放射性セシウムが検出された。
これらの6頭の牛肉は、すでに、各地に出荷されていた。
7月13日、東京都の調査によれば、12都道府県に流通。
すでに、約373kgが消費されていた。
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