くにゅーニュース(2011年8月)
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世界同時株安、続く

2011年8月8日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比202.32円安の9097.56円。
200円を超す下落となった。

同日、ヨーロッパの各株式市場も大幅な下げ。
同じく、アメリカ・ニューヨーク市場も大幅な下落。
(8日のNY市場ダウ工業株30種平均は、634.76ドル安の10809.85ドル)
株安連鎖が止まらない状況となっている。

直接的な原因は、アメリカの格付け会社が、アメリカ国債の格付けを1段階下げたこと。
(5日、大手格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」が、アメリカ国債の長期信用格付けを、最上位の『AAA』から1段階引き下げた)
これにより、投資家の間に不安が広がり、株を売却する動きに。

根本的な原因は(ベースとなっているのは)、
1、アメリカ経済の先行き不安
貿易赤字額が高水準(5月の貿易赤字は502億ドル)。
連邦政府の債務が巨額。
失業率が高い(6月の失業率は9.2%)。
2、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、ユーロ圏全体に波及している。

また、株安は、金の高騰に。
(株式市場の資金が、金市場に流れている)
8日のニューヨーク金先物市場では、1トロイオンスが1713.20ドルとなり、史上最高値を更新した。
(12月渡し価格。1トロイオンス=31.1035グラム)
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