山中伸弥・京都大学教授、ノーベル賞受賞
2012年10月8日、スウェーデンのカロリンスカ研究所が、2012年のノーベル生理学・医学賞を、イギリスのジョン B ゴードン博士と、日本の山中伸弥博士に授与すると発表。
(両博士が、細胞核の初期化と幹細胞に関する画期的な研究を行なったことに対して)
ゴードン博士は、1962年、カエルでクローンを作ることに成功した。
山中博士は、2006年、卵子を使わない方法で、マウスの成熟した細胞を初期化(iPS細胞、万能細胞)することに成功。
2007年、ヒトの皮膚細胞からもiPS細胞を作ることに成功した。
なお、山中博士で、日本人のノーベル賞受賞は19人目。
(ノーベル生理学・医学賞は2人目)
【ジョン.B.ゴードン】
1933年、イギリス生まれ。
79才。
オックスフォード大学で博士号を修得。
ケンブリッジ大学で細胞生物学の教授を務め、現在も研究を続けている。
【山中伸弥】
1962年、大阪府東大阪市生まれ。
50才。
神戸大学医学部卒業。
大阪市立大学博士課程修了
奈良先端科学技術大学の教授を勤めたあと、現在、京都大学教授。
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