法務大臣の後任、滝実・前法務大臣
2012年10月24日、午前の官房長官・記者会見で、田中法務大臣の後任に、滝実・衆議院議員を任命すると発表。
(24日に宮中で認証式を行う)
田中法務大臣が、暴力団との交際や外国人からの献金問題で辞任したことによる後任。
滝議員は、前の法務大臣(田中法務大臣の前任)
再登板となった。
【滝実(たきまこと)】
74歳。
奈良2区選出の衆議院議員。
(当選回数5回)
東京生まれで、東京大学法学部卒
【田中慶秋(けいしゅう)】
74歳。
神奈川5区選出の民主党・衆議院議員
(当選回数6回)
福島県浪江町生まれ。
東海大学工学部卒業後、小糸工業に入社。
労働組合幹部(横浜地区同盟副議長)を務めたあと、神奈川県議会議員に。
1983年、総選挙に民社党公認で出馬、当選。
その後、民社党から新進党へ。
さらに新党友愛、そして、民主党に。
2012年10月1日、野田第3次改造内閣で法務大臣に任命される。
2012年10月23日、法務大臣を辞任。
(暴力団との交際や、外国人からの献金問題の責任を取った形)
<暴力団との交際問題>
2012年10月11日発売された週刊新潮(10年18日号)が、田中法務大臣は暴力団幹部と深い付き合いがあったと報じた。
週刊新潮によると、田中法務大臣は、この暴力団幹部の仲人を務めるなど深い関係。
(なお、この暴力団幹部は、すでに死亡している)
翌10月12日、田中慶秋法務大臣が記者会見を開き、暴力団関係者との交際を認めた。
<外国人からの政治献金問題>
法務大臣就任直後、朝日新聞が、田中慶秋法務大臣の政治団体は2006年から2009年まで、外国人が経営する会社(横浜市)から、計42万円の企業献金を受けていたと報道。
(外国人が経営する法人からの献金は、政治資金規正法22条違反)
法務大臣の政治団体は、この報道を受け、10月3日に全額返金。
2012年10月4日、田中慶秋法務大臣が記者会見し、外国人から政治資金を受け取っていたことを認めた。
同時に、事実関係を詳しく調査し、その結果を報告すると。
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