レアアース、インドと協力
2012年11月16日、経済産業省が、インドとレアアースの生産で協力することになったと発表。
(協力することを約束した「政府間の覚書」に、両国が署名)
具体的には、インドのインディアン・レアアース社と、日本の豊田通商が協力し、レアアースの共同生産・輸出を行うというもの。
(今後、両社の間で詳細な契約等を交わし、2013年から生産・輸出を開始する)
【レアアース】
希土類元素ともいう。
スカンジウム、イットリウムの2元素と、ランタンからルテチウムまでの15元素(ランタノイド)の総称。
埋蔵量は約1億トン。
世界の年間消費量は約15万トン。
ネオジム磁石など、現在の電機、機械製品には必要不可欠な材料となっている。
近年まで、中国(内モンゴル)が産出量の大半を占めてきたが、中国による輸出規制や価格高騰があり、それ以外の地域でも産出が始まった。
(オーストラリア、インド、モンゴル、アメリカなど)
2013年には、日本へ輸入される中国産のレアアースは、全体の50%以下になると見られている。
(一時は、中国産がほとんどだった)
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