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311から1年

2012年3月11日、東日本大震災から1年が経ちました。

昨年3月11日14時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生。
それに伴う「大津波」により、甚大な被害が発生しました。

2012年3月10日現在、死者の数は1万5854名。
行方不明者は3155名。
現在も、行方不明者の捜索が続いています。
    
建物の被害も甚大で、全壊12万9105戸、半壊25万4139戸。
避難生活を余儀なくされている方が、34万3935名(2012年2月23日、復興庁発表)。
復興は、まだまだ遠いのが現状です。

また、福島第一原発事故が起こり、今も危機的状況が続いています。
専門家からは、「壊れた原発建物の中から、核燃料を取り出すまでは安心できない」との意見が多数上がっています。

なお、政府・東電が作製した中長期ロードマップによると、使用済燃料プールから核燃料を取り出すまでに約10年が掛かる見込み。
さらに、建屋から燃料デブリを取り出すには、20年から25年が掛かる見込みです。

*燃料デブり…燃料棒が溶融し、被覆管と燃料ペレットが不規則に混ざりあったものをいう

【東日本大震災による被害状況】
・死者…1万5854名
・行方不明者…3155名
<都道府県別>
・北海道…死者1名。
・青森…死者3名、行方不明1名。
・岩手…死者4651名、行方不明1249名。
・宮城…死者9512名、行方不明1688名。
・山形…死者2名。
・福島…死者1605名、行方不明214名。
・東京…死者5名
・茨城…死者24名、行方不明1名。
・栃木…死者4名
・群馬…死者1名
・千葉…死者20名、行方不明2名
・神奈川…死者4名
*2012年3月10日、警察庁発表

<避難者>
・34万3935名
*2012年2月23日、復興庁発表
     
<建築物被害>
全壊…12万9105戸
半壊…25万4139戸
*2012年3月10日、警察庁発表