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桜(ソメイヨシノ)の開花予測

3月半ばとなり、ソメイヨシノの花芽の生長も進んできましたが、今年のソメイヨシノ開花は平年より遅くなる見込みです。
      
今年は、平年より寒い冬となったことから、全国的に花芽の成長が遅れています。
2月から3月にかけて開花する桜の早咲き品種・河津桜も、約3週間、開花が遅れました。

ソメイヨシノの最新状況は、中部から東の地域と近畿北部、山陰地域では、花芽の成長は平年より4日から5日遅れています。
  
同地域は、昨年12月初めまでは気温が高くなりましたが、12月半ばから強い冷え込みとなり、休眠打破は平年並となった模様。
     
休眠打破後(2月以降)の気温が平年より低く推移しているため、現時点では、花芽の成長が平年より4日から5日遅れていると推測されます。
 
関西から西の太平洋側は、昨年秋の気温が平年よりかなり高くなった影響で、休眠打破が4日~7日程度遅れた模様です。
       
さらに、休眠打破後(2月中旬以降)の気温が低く推移しため、現時点で、花芽の成長が平年より5日から10日遅れていると推測されます。

気象庁の1ヵ月予報では、3月後半に入ると、気温は平年より高くなる予報ですが、それまでの遅れを取り戻すまでには至らず、全国的にソメイヨシノの開花が遅くなる予測です。

*Qnewニュースの開花予測では平年より2日ら5日遅くなる見込み