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金融政策決定会合、現状のまま

2012年4月10日、日本銀行は、金融政策決定会合を行ない、政策を現状のままとすることを決めた。

日銀は、2月に、今年の物価上昇率を1%に設定し、市場に供給する基金の規模を10兆円増やした。
しかし、3月には、市場に供給する基金を増やすことを見送った。
(さらに、5兆円増やすよう提案した委員もいた)

そして、今回(4月)も見送った。

「今やれる円高対策は、通貨量のアップしかない」
「ここで、さらに10兆円増やすべきだ」
円高で、輸出企業を苦しんでいる現状から、そういう意見が多数。

【日本銀行政策委員会】
日本銀行の最高意思決定機関。
原則として、月1、2回定期的に行われ、公定歩合の決定など日銀の政策を決定する。

総裁、副総裁(2名)、審議委員(6名)の計9名の委員で構成されている。
委員は、すべて内閣が任命し、任期は5年。
(任命には国会の同意が必要)

【日本の通貨量(2012年1月)】
(日本銀行発表・マネーストック速報)
・M3…1113.2兆円
・広義流動性…1458.4兆円

*M3…現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(譲渡性預金)
*広義流動性…M3+金銭の信託+投資信託+金融債+銀行発行普通社債+金融機関発行CP+国債+外債
*一般的には、日本の通貨量といえば「M3」。
*ただし、通貨量は「広義流動性」のほうだという意見も。

ニュースINDEX.2012年4月①
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