関西の八重桜、見頃に
2012年4月18日、関西の気温が急上昇。
大阪で、最高気温が23.6℃。
京都で、最高気温が23.9℃。
結果、遅れていた八重桜系の開花も、一気に進んだ。
京都・桜のラストを飾る「仁和寺の御室桜」も、5分咲きから、1日で満開に。
(満開の期間は3日から4日)
大阪・造幣局の「桜の通り抜け」も、3分咲きから「5分咲き」になった。
【仁和寺】
京都市右京区御室大内にある寺院。
888年、宇多天皇により創建された。
以降、法親王が住持したため、『御室御所』と。
現在は、皇族が門跡に就かないため、「旧御室御所」と呼ばれている。
真言宗御室派総本山。
世界遺産に指定されている仁和寺だが、桜の名所(御室桜)としても有名。
(京都を代表する桜の名所)
御室桜は、遅咲きの里桜。
八重咲きで、樹高が低いのが特徴。
仁和寺に約200本。
(桜の時期は、入園料が必要。大人の場合500円、小中学生200円/2012年の場合)
(9時~17時30分まで。受け付けは17時まで)
場所…京都駅から市バス。御室・山越行きに(市営バス26号系統)。
「御室仁和寺」で下車、すぐ。
(京都駅から約40分。バスは一時間に3本程)
【桜の通り抜け(造幣局)】
期間…2012年4月17日(火)~4月23日(月)
平日…午前10時~午後9時。
土日…午前9時~午後9時。
(日没後、ぼんぼりなどでライトアップ)
場所…大阪市北区天満。
(最寄り駅は、地下鉄谷町線天満橋駅、京阪天満橋駅)
<概要>
江戸時代、藤堂藩(近くに蔵屋敷があった)が、この場所で里桜を育成。
それを、この地に造られた『造幣局』が受け継いだと言われています。
明治16年、時の局長が『局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか』と一般開放。
以後、毎年4月中旬頃(一週間だけ)、造幣局構内の全長560mの通路を、花見のために開放。
(2012年で126回目)
造幣局南門(天満橋側)から、北門(桜宮橋側)への一方通行。
(一方通行のため、通り抜けという名称に)
桜は、遅咲きの八重桜が多い。
(2012年時点で、129品種、354本)
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