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サミット、閉幕 ２０１２年５月１９日（日本時間２０日）、アメリカ・キャンプデービッドで行われていたサミットが閉幕した。 （１８日、１９日の２日間、開催された） サミットでは、主要な世界経済や政治情勢について話し合われ、「キャンプデービッド宣言」、「世界の石油市場に関するＧ８首脳声明」など、宣言や声明が出された。 「とくに特記するものは無い（Ｇ８で合意した内容に）」 「主要国８ヵ国のトップが会うことに意義がある」 専門家からは、そういう意見が。 この意見は、毎年言われていることだが、今年も。 【キャンプデービッド宣言・概略】 ＜世界経済＞ 成長、雇用の促進は、我々にとって必要不可欠。 世界経済は復調の兆しを見せているが、依然として強い向かい風。 経済強化・再活性化のため、必要な措置を採る。 ＜エネルギー、気候変動＞ 日本の原子力事故を踏まえ、既存の原子力施設の危険性・安全性をもう一度見直し，高い水準の原子力安全を目指す。 再生可能エネルギーを支援する。 ＜食料安全保障、栄養＞ アフリカ及び世界的な食料安全保障・栄養を確保するため、努力する。 ＜アフガニスタンの経済的移行＞ 平和で、安定したアフガニスタンを目指すことを確認。 同国の経済発展を支援する。 ＜中東及び北アフリカにおける政治移行＞ 人々の自由、人権、民主主義、雇用機会などの願望に応えるため、協力する。 ＜政治・安全保障問題＞ シリア人主導による民主的な政治制度への移行を可能とするため、暴力の即時停止を要求する。 シリア政府に対し、国連シリア監視団に協力するよう要請する。 イランの核計画を懸念する。 同国に対して、国連安保理決議の下での、同国の義務を果たすよう要求する。 北朝鮮による挑発行為を、深く憂慮する。 北朝鮮に、全ての核・弾道ミサイル計画を完全・検証可能・不可逆的な方法で放棄するよう要請する。 （＊外務省発表のキャンプデービッド宣言を、わかりやすく、簡単に纏めたものです） ＜キャンプ・デービッド＞ アメリカ・メリーランド州サーモントにあるアメリカ合衆国大統領の別荘。 キャトクティン山岳公園の中にある。 【サミット】 主要国首脳会議。 ８ヵ国の首脳が集まることから、『Ｇ８』、『主要８ヵ国首脳会議』とも。 主要８ヵ国は、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ロシア、カナダ。 １９７５年に、フランス大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタンの呼びかけにより始まった。 以降、毎年行われ、開催地は主要８ヵ国による持ち回りとなっている。 |
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