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仏大統領選、社会党のオランド氏当選

2012年5月7日(現地時間6日)、フランス大統領選(第2回目、決戦投票)が行われ、社会党のオランド前第1書記が当選した。

フランス大統領選は、1回目の直接選挙で過半数を獲得する候補者が無く、上位2名(社会党第一書記のオランド候補と、サルコジ現大統領)の決戦投票になっていた。

社会党の大統領は、ミッテラン元大統領以来、17年ぶり。

(フランス内務省発表で、オランド候補の得票率51%台、サルコジ大統領の48%台)
(得票等は正式には確定していないが、サルコジ大統領は敗戦を認め、オランド候補は勝利宣言を行なった)


オランド候補は、景気低迷が続いているフランスで、大規模なインフラ整備などにより、雇用安定と経済成長させることを訴えてきた。

それに伴う資金は、ユーロ債(ユーロ圏共同債)の創設や、金融取引税の導入を提案していた。

なお、ユーロ債導入には、欧州連合25カ国がまとめた財政協定の再協議が必要な上、ドイツがユーロ債に対し、反対の立場を取っている。

【フランソワ・オランド】
フランス・ルーアン(フランス北部)出身。57歳。
フランス社会党の前第1書記。

フランス国立行政学院卒業。
ミッテラン元大統領の下で、経済問題を担当する大統領府のスタッフを。
1997年から社会党トップの第1書記に。

【フランス大統領選挙】
現在の任期は5年のため、5年毎行われる大統領選。
1回目の直接選挙で過半数を獲得する候補者がいれば、その候補者が当選。

1回目の選挙で過半数を獲得する候補者がいない場合は、上位2名による2回目の選挙となる。
2回目の選挙では、多数の票を得た候補者が当選となる(大統領に)。

2012年4月22日、大統領選挙の1回目が行われた(立候補は10名)が、誰も過半数に達しなかった。
そのため、上位2名(社会党第一書記のオランド候補と、サルコジ現大統領)の決戦投票に。

2012年5月6日、2回目の直接選挙が行われ、オランド候補が当選した。
(当選が決まったのは、日本時間7日)

ニュースINDEX.2012年5月①
★政治・国際
『フランス』

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