反日デモに対する「注意喚起」
2012年9月15日、在中国・日本大使館が、中国国内にいる邦人に対し、「注意喚起」を出した。
(すでに、12日、中国に出かける邦人に対して、外務省から「注意喚起」が出ている)
それによると、15日、中国各地で反日デモが実施された。
日本大使館の前でも、数千人規模のデモが行われ、ペットボトルを投擲する等の行為が。
また、青島、成都、長沙で、日系のスーパー等が、反日デモの参加者により被害を受けた、との連絡が。
今後、デモ活動が更に過激になる恐れもあるため、現地の状況の把握に努め、外出の際は十分注意を。
なお、外務省によると、9月18日は、柳条湖事件(いわゆる満州事変)の発生日でもあることから、ネット上で9月18日前後に反日デモを、と呼びかけがおこなわれているとのこと。
<中国国内における反日デモ等に関する注意喚起>
・不要不急の用務で日本大使館(或いは各総領事館)に近づかない。
(日本大使館にご用がある方は、念のため事前に連絡を)
・一人での夜間外出は控える。
(酒場、ディスコ等夜間人が集まる場所は避ける)
・昼間であっても、周囲に注意し、日本語で大声で話をする等は控える。
・できる限り一人でタクシーに乗車しない。
(日本人の乗車拒否等が散見されております)
・外出する際には周囲の状況に格別の注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所では特に注意する。
(集会やデモ行進が行われている現場には近寄らない)
・在中国・日本大使館及び総領事館、外務省海外安全ホームページ等をチェックする。
・一般的な行為(野外での撮影、スケッチ等)でも、中国では非合法となる場所もあるので注意する。
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