2013年、野党の再編進む
昨年12月28日、日本未来の党が、新生「日本未来の党」と「生活の党」の2つの政治団体に分党した。
総選挙で惨敗(衆議院で61議席から9議席に)した責任問題や、今後の路線で対立した結果。
「はじまりに過ぎない」
専門家からは、そういう意見が。
7月に、参議院議員選挙が控えているからである。
そして、総選挙の結果を「7月の参議院選挙」に当てはめると、民主党の惨敗が予想されるからである。
(民主党の改選議席は45議席。これが15議席になると予測されている)
そのため、民主党幹部からは「野党連合」という言葉が盛んに。
野党が1つになって、参議院選挙を戦おうという考えである。
とはいうものの、政党により、考え方や政策はバラバラ。
単に一つになっては、それこそ「日本未来の党」の二の舞。
大きな集団を作る必要はあるが、考えや政策がまったく違うもの同士の連合は、問題が大きい。
そのため、野党の再編(党が割れたり、集団離党など)が進むと見られている。
(考えや政策の近いもの同士が、政党の枠を越えて一つに)
【2012総選挙・政党別獲得議席数】
<与党>
・自民党…294(118)
・公明党…31(21)
<野党>
・民主党…57(230)
・日本維新の会…54(11)
・みんなの党…18(8)
・日本未来の党…9(61)
・日本共産党…8(9)
・社民党…2(5)
・新党大地…1(3)
・国民新党…1(3)
・新党日本…0(1)
・新党改革…0(0)
・幸福実現党…0(0)
・無所属…5(9)
*カッコ内の数字は、告示前の議席。
*各都道府県選挙管理委員会発表をまとめた。
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