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12日、2013「十日夜」行われる

2013年11月12日、「十日夜(三の月)」のこの日、各地で月見や田の神様に感謝する行事が行われた。

2013年の十日夜は、北日本や日本海側で雪や雨となり、月見にはならなかった地域も多数。
一方、太平洋側は晴れたものの、12月並の寒さに。
そんな中(天気があまり良くなったものの)、各地で十日夜の行事が行われた。

【十日夜(とおかんや、とうかんや)】
旧暦10月10日に、東日本を中心に行われている収穫祭や月見祭のこと。
(西日本の「亥の子」と呼ばれる祭りにあたる)
稲の収穫作業(刈り取り、乾燥、脱穀)が終わり、田んぼの神様が山に帰る日とされている。

そのため、収穫に感謝し翌年の豊穣を祈って、今年取れた新米で餅をつき、ぼた餅をお供えすると共に、子供たちが村中をまわり「十日夜の民謡」を唄いながら、わら鉄砲で地面を叩く。
これにはモグラやネズミを追い払うという実用的な面があり、子供たちにはぼた餅やお菓子などが振る舞われる。
(一般的な十日夜の行事。神送りの行事)

また、十五夜、十三夜とともに名月の日とされ、月見も行われます。
(長野県などでは田んぼを見守ってくれた「かかし」を庭にとり込み、お供えをし、月見を)
(十五夜、十三夜は秋の農繁期にあたり、ゆっくりと月見をすることも出来なかった代わりに、この十日夜に月見を)

その他、地域によりいろんな行事が行われます。
月見以外の行事も多いことから、月齢に関係なく新暦の11月10日に祭りを行う地方も多いのが特徴。

ニュースINDEX.2013年11月②
★風物詩・国内
『月見』

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