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みんなの党分裂、江田氏らが離党届け

2013年12月9日、みんなの党の江田憲司・衆議院議員ら14名が、同党に離党届けを提出した。
(前日に、江田氏が「みんなの党は結党の原点を忘れ、変わり果ててしまった」として離党することを表明していた)

江田氏は、渡辺喜美代表とともに、みんなの党結党の立役者。
しかし、今年7月に行われた参院選での選挙協力を巡って、江田氏と渡辺代表が対立。
(江田氏が日本維新の会と選挙協力を結ぶも、渡辺代表が「考え方の違う」同党とは組めないとし、参院選では選挙協力を行わなかった)

その後、8月7日の両院議員総会で、江田氏は、結党以来務めてきた幹事長を事実上、更迭された。

さらに先の臨時国会で、渡辺代表が特定秘密保護法において、与党との修正協議に応じ、同法の賛成に回った。
法案に反対する江田氏らとの亀裂が決定的となり、今回の離党届け提出に至った。

江田氏ら14名は、今後、新党を結成する予定。

<みんなの党に離党届けを提出した14名>
衆議院議員…江田憲司、青柳陽一郎、井坂信彦、井出庸生、小池政就、椎名毅、畠中光成、林宙紀
参議院議員…小野次郎、川田龍平、柴田巧、寺田典城、藤巻幸夫、真山勇一

【みんなの党】
渡辺喜美、江田憲司両衆議院議員が中心となって、2009年2月、国民運動体「日本の夜明け」が発足。
この「日本の夜明け」が、同年8月8日に政党「みんなの党」に。

政策として「脱官僚」「地域主権」を掲げている。
具体的には「天下りの根絶」、給与法や労働基本権付与等の「公務員制度改革」、「税金の無駄遣いの解消」等。

2013年12月9日、江田氏ら14名が、「みんなの党は結党の原点を忘れ、変わり果ててしまった」として、離党届けを提出。

ニュースINDEX.2013年12月①
★政治・国内
『みんなの党』

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