ハワイの二酸化炭素濃度、400ppmを超える
2013年5月15日、アメリカ海洋大気局(NOAA)は、ハワイ・マウナロアで観測中の大気中CO2濃度が、400ppmを超えたと発表。
(同所にアメリカの観測施設がある)
NOAAによると、1958年から観測を続けてきたが、CO2は年々増加、今回初めて400ppmを超えた。
(19世紀の産業革命の前は、約280ppmであった)
(日本の観測3地点でも、2013年、400ppmを超えている)
【二酸化炭素濃度調査】
地球規模の大気環境の実態を把握するため、世界気象機関(WMO、国連の専門機関)が音頭をとり、1989年から、二酸化炭素などの温室効果ガスや、オゾン・エーロゾルの濃度、降水中の化学成分などの、世界規模での観測がスタートした。
(全球大気監視計画、Global Atmosphere Watch)
日本の気象庁も当初から参加し、二酸化炭素濃度は3地点(岩手県大船渡市綾里、東京都小笠原村南鳥島、沖縄県八重山郡与那国島)で、観測を行っている。
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