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プラムポックスウイルス感染(和歌山)

2013年5月27日、農林水産省は、和歌山県でプラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)に感染したウメが確認されたと発表。

農水省によると、5月24日、和歌山県から感染が疑われるウメが見つかったとの報告を受けた。
遺伝子検査を行なった結果、27日、プラムポックスウイルスに感染していることが確認された。

今後、農水省と和歌山県は、園地(和歌山市)の調査を実施、感染が確認された植物の処分を行う。

【プラムポックスウイルス】
サクラ属(ウメ、桃、スモモなど)に感染する植物ウイルス。
ウメ輪紋ウイルスと呼ばれることも。

1915年、ブルガリアで発見され、以降、世界各地で確認されるようになった。
日本では、2009年に初めて、東京都青梅市の吉野梅郷で感染が確認された。

感染すると、葉や花弁や外果皮に斑紋が現れるとともに、早期落果により収穫量が減少する。
(商品価値はゼロとなる)
(感染した果実を食べても、人体に害は無い)
(基本的に、人や動物には感染しない)

治療法や予防薬が無いため、感染拡大防止対策を行う。
(感染した木や周辺の木を、すぐに伐採)
(ウィルスは「アブラムシが媒介」することがわかっているため、アブラムシを駆除する)

*参考…農林水産省「ウメ輪紋ウイルスについて」

ニュースINDEX.2013年5月③
★社会・国内
『農業』

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