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稲わらから低コストなバイオエタノール

2013年5月30日、川崎重工業が、稲わらから低コストなバイオエタノール製造技術を確立したと発表。

これは、同社が、農林水産省の「ソフトセルロース利活用プロジェクト」において取り組んできた、稲わらを原料とするバイオエタノール製造実証試験。
(2009年、秋田県潟上市に日産200リットルの生産能力を持つ製造実証プラントを建設、試験を行ってきた)

この実証試験の結果、非食用バイオマスである稲わらから、低コストなバイオエタノールを製造する技術を確立した。
(1リットルあたり40円の製造コスト)

ポイントは、稲わらの糖化工程において新技術である「熱水式バイオエタノール製造技術」を採用したこと。
熱水のみで糖化処理を行うことができるため、環境性・経済性に優れ、稲わら以外のソフトセルロースの糖化処理も可能となった。

なお、バイオエタノール生産では、アサヒビールが、さとうきびから取り出していることで有名(すでに実用化)。
(砂糖を取った残りの部分でエタノールを生産)
(実際には、先にエタノールを生産し、あとで砂糖を生産する工程になっている。この方法のほうが効率がいいため)


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