5月のマネタリーベース、154兆円
2013年6月4日、日本銀行が、5月のマネタリーベースを発表。
それによると、マネタリーベース(2013年5月の平均残高)は、154兆1412億円。
前年比、+31.6%の伸び。
(日銀が、金融緩和を行っているため)
【日銀の金融緩和策・2013年4月4日】
消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現するため、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を2年間で2倍に拡大する。
この結果、マネタリーベース(2012年末実績138兆円)は、2013年末200兆円、2014年末270兆円となる見込み。
(マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う)
(長期国債の保有残高が、年間約50兆円に相当するペースで増加するよう買入れを行う)
(買入れの平均残存期間を、現状の3年弱から、7年程度に延長する)
(毎月の長期国債のグロスの買入れ額は、7.5兆円程度となる見込み)
また、「量的・質的金融緩和」に伴い、
・資産買入等の基金の廃止する
・「金融調節上の必要から行う国債買入れ」は、既存の残高を含め、長期国債の買入れに吸収する
・銀行券ルールの一時適用停止
なども決定した。
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