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イエレン副議長、次期FRB議長に決まる

2014年1月6日(現地時間)、アメリカ議会・上院は、ジャネット・イエレン副議長の次期FRB議長就任を承認しました。
       
現在のバーナンキ議長の任期は2014年1月末まで。
その後任人事。
       
イエレン氏は、昨年10月9日、オバマ大統領から次期FRB議長に指名されていました。
       
FRB議長は上院の同意人事で、就任には上院の承認が必要です。
1月6日、上院で承認するかどうかの投票が行われ、賛成56票、反対26票となりました。

【FRB議長】
アメリカの中央銀行にあたる政府機関FRB(連邦準備制度理事会)のトップ。

14年任期のFRB理事の中から、議長(任期は4年)が任命されます。
任命は、アメリカ大統領が上院の助言と同意に基づいて行ないます(上院の同意人事)。

議長は理事の期間であれば、何度でも再選可能であるため、20年近くFRBの議長を務めた人物も存在します。

また、FRB議長は、アメリカの金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の議長も務めます。
       
FOMCは、FRB理事7人、ニューヨーク連邦準備銀行総裁、持ち回りで選ばれる他地区連銀総裁4人、計12名で構成されるアメリカの金融政策決定機関で、定期的には年8回開催されます。

なお、FRBは政府機関であるが、同時に強い独立性を有しているため、FRB議長は大統領に次ぐ、アメリカ・ナンバー2の権力者と言われています。
         
*理事の任期は14年で原則1期だが、任期途中で辞めた理事の後任は再任が可能であるため、最大28年間、理事を務める可能性もあります。そのため、議長も28年間務める可能性があります。

ニュースINDEX.2014年1月①
★政治・国際
『アメリカ』

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