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本格的な天空の城シーズン、始まる

兵庫県朝来市で、本格的な「天空の城」シーズンが始まった。

天空の城は、同市の竹田城跡が発生する霧(雲海)により、天空に浮かんだように見えることから、こう呼ばれています。
例年、9月下旬から翌年4月上旬までが雲海のシーズンで、特に10月、11月がピークとなり、2日に1度の割合で雲海が発生します。

2014年は10月初めから、濃い雲海が発生していたものの、台風が相次いで日本列島に襲来したため、見学できない日々が続いた。
(安全のため、登山規制が行われていた)
ここにきて、天候が安定、ようやく本格的な「天空の城」シーズンとなった。

【天空の城】
標高350mの山頂にある竹田城跡(兵庫県朝来市)は、秋から翌年春にかけて、円山川から立ち上る霧によって、天空に浮かんだような幻想的な姿を見せる。

城跡が天空に浮かんだように見えるため、「天空の城」と呼ばれています。

これは、霧が発生することによる生じる現象(雲海、気象現象)。
昼の間に暖められた空気が、夜になると冷やされ、川の水温よりも低くなると、川の水から蒸発霧が発生します。

また、晴れた日は放射冷却で冷え込むので、翌日の朝(日の出~午前8時ごろ)、霧が発生する可能性が高くなります。
さらに、風がないことも重要で、10月、11月のシーズンは、2日に1度の割合で雲海が発生します。

なお、天空の城を見学するのは、竹田城の正面「立雲峡」がベスト。

<立雲峡(竹田城跡正面)>
・北近畿豊岡自動車道・播但連絡道路和田山ICを降りて左折
     ↓
・国道312号線を南下
     ↓ 
・4つ目の信号(竹田交差点)を左折(立雲峡の看板あり)
     ↓
・1km程坂道を登ると立雲峡の看板があるので、右折。
     ↓
・1km程で、駐車場に到着。

この駐車場からでも見えますが(竹田城跡よりも低い位置)、さらに歩いて登り、標高の高い地点に移動したほうが景観はすばらしい。
なお、早朝に登る場合、懐中電灯が必要です。

ニュースINDEX.2014年10月③
★観光・国内
『兵庫』

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