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野鳥の糞から鳥インフルを確認

2014年11月14日、厚生労働省が、島根県で野鳥の糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が確認されたと発表。

同省によると、島根県安来市で11月3日に採集された「コハクチョウ」の糞便2検体から、ウイルスが検出された。
これを受け、糞便採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定、野鳥の監視を一層強化することにした。

【鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす「鳥の病気」。

家畜伝染病予防法でウイルスの型によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザ等に区別。
高病原性鳥インフルエンザに感染すると、多くの家きん(鶏)が死亡します。
一方、家きんが低病原性鳥インフルエンザに感染すると、症状が出ない場合もあれば、軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合も。

鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなるため、食品中にウイルスがあっても、十分に加熱して食べれば感染の心配はない。

なお、海外において感染した鳥に「濃厚に接触」したことにより、人が感染した事例が確認されている。
衰弱、死亡した野鳥やその糞便に直接触らない、もし触った場合は速やかに手洗いをすることが必要。
*参考…農林水産省発表「鳥インフルエンザとは」

ニュースINDEX.2014年11月③
★社会・国内
『鳥インフルエンザ』

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