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TPY-2レーダー、経ヶ岬に配備

2014年12月26日、防衛省は、アメリカ軍・経ヶ岬通信所(京都府京丹後市)に、TPY-2レーダーが配備されたと発表。

TPY-2レーダーは、弾道ミサイルが飛来する可能性が高い空域を監視し、目標を探知・追尾する能力に優れたレーダー。
日本での配備は、アメリカ軍・車力通信所(青森県つがる市)に次いで2例目。

北朝鮮からの弾道ミサイルを対象としており、得られたミサイル発射などの情報はアメリカと日本で共有されます。
  
レーダーの探知距離は約1000kmで、車力通信所と経ヶ岬通信所の2ヵ所に設置されたことにより、ほぼ北朝鮮全土を監視することができます。

■TPY-2レーダー
弾道ミサイルが飛来する可能性が高い空域を監視し、探知・追尾する能力に優れた移動式地上配備型のレーダーシステム。
       
ミサイル発射をいち早く感知するレーダーであり、探知、追随、識別、軌道予測目標などの情報を、弾道ミサイル防衛システムに転送します。

スピード違反取締などにも使われている8GHz~12GHzの周波数帯(俗にXバンドと呼ばれる)を利用する、Xバンド・レーザーのひとつ。
探知距離は約1000km。

*参考…防衛省:TPY-2レーダーについて

ニュースINDEX.2014年12月⑥
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