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理化学研究所、刺激で万能細胞を作製

2014年1月29日、理化学研究所(独立行政法人)が、「体細胞を初期化する原理」を発見したと発表。

理化学研究所によると、細胞の外から刺激を与える(細胞ストレス)ことで、高効率に万能細胞(多機能細胞)を誘導できたとのこと。

発見したのは、理化学研究所「発生・再生科学総合研究センター」の小保方晴子(おぼかたはるこ)・研究ユニットリーダーを中心とする共同研究グループ。
同グループは、マウスのリンパ球でおいて、酸性溶液に浸す(刺激を与える)ことで、細胞の初期化に成功した。
この初期化した細胞(万能細胞)は、「STAP(スタップ)細胞」と名付けられた。
(stimulus-triggered acquisition of pluripotency cellの略、刺激惹起性多能性獲得細胞)

細胞の初期化(万能細胞)は、2006年、山中伸弥博士が「遺伝子導入方法」で成功(マウスで。iPS細胞)。
2007年には、ヒトの皮膚細胞からもiPS細胞を作ることに成功している。
今回、この山中博士が開発したものより、より簡単な方法で万能細胞を作製することに成功した。

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