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10~12月期GDP、年率+1.0%

2014年2月17日、内閣府が、2013年10月~12月(四半期)の国内総生産(GDP)・1次速報値を発表。

それによると、2013年10~12月期のGDP成長率(季節調整済前期比)は、実質値で+0.3%となった(年率換算で+1.0%)。

名目GDPは+0.4%(年率換算で+1.6%)。

これにより、2013年の実質GDP成長率は、前年比1.6%のプラス成長。
名目で、1.0%プラス成長となった。

<ニュースのポイント>
・住宅や自動車販売では「駆け込み需要」と見られる増加が見られるものの、全体的には10月~12月期は伸びなかった。
・停滞とまでは言えないが、日本経済が伸び悩んでいる。2013年前半の「経済成長の勢い」が止まった形。

【GDP(国内総生産)】
国内の生産活動による商品・サービスの産出額から、原材料などの中間投入額を控除した「付加価値の総額」。
(国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和)

日本では、内閣府が発表しており、「速報値(1次、2次)」と「確報」がある。
1次速報 (1次QE)は、その期間が終わった約1ヵ月半後に公表。
2次速報 (2次QE)は、1次速報の1ヶ月後。
確報は、翌年(翌年度)の12月頃公表。

また、名目GDPは、実際に市場で取り引きされている価格に基づいて推計された値。
実質GDPは、基準年(現在は2005年)からの物価の上昇・下落分を取り除いた値。
名目値はインフレ・デフレによる物価変動の影響を受けるため、経済成長率を見るときは、これらの要因を取り除いた実質値で見ることが多い。
(単に「GDP」と言った場合は、「実質GDP」を指している)

<近年の日本のGDP(実質)>
2005年…503兆9210億円
2006年…512兆4519億円
2007年…523兆6858億円
2008年…518兆2309億円
2009年…489兆5884億円
2010年…512兆3646億円
2011年…514兆221億円
2012年…517兆4992億円
2013年…525兆5千億円(速報値)

<近年の日本のGDP(名目)>
2005年…503兆9030億円
2006年…506兆6870億円
2007年…512兆9752億円
2008年…501兆2093億円
2009年…471兆1387億円
2010年…482兆3844億円
2011年…473兆6691億円
2012年…472兆5965億円
2013年…478兆4千億円(速報値)

ニュースINDEX.2014年2月②
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