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GDP2次、年率+0.7%へ下方修正

2014年3月10日、内閣府が、2013年10月~12月(四半期)の国内総生産(GDP)・2次速報値を発表。

それによると、2014年10~12月期のGDP成長率(季節調整済前期比)は、実質値で+0.2%となった。
(年率換算は+0.7%)
名目GDPも+0.3%(年率換算+1.2%)。

これにより、2013年の実質GDP成長率は、前年比1.5%のプラス成長。
名目で、1.0%プラス成長となった。

<ニュースのポイント>
1次速報値から、実質GDPは+0.3%から+0.2%へ下方修正。
(年利換算で、+1.0%から+0.7%へ下方修正)
景気回復の「弱さ」が、数字に出た形。

【GDP(国内総生産)】
国内の生産活動による商品・サービスの産出額から、原材料などの中間投入額を控除した「付加価値の総額」。
(国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和)

日本では、内閣府が発表しており、「速報値(1次、2次)」と「確報」がある。
1次速報 (1次QE)は、その期間が終わった約1ヵ月半後に公表。
2次速報 (2次QE)は、1次速報の1ヶ月後。
確報は、翌年(翌年度)の12月頃公表。

また、名目GDPは、実際に市場で取り引きされている価格に基づいて推計された値。
実質GDPは、基準年(現在は2005年)からの物価の上昇・下落分を取り除いた値。
名目値はインフレ・デフレによる物価変動の影響を受けるため、経済成長率を見るときは、これらの要因を取り除いた実質値で見ることが多い。
(単に「GDP」と言った場合は、「実質GDP」を指している)

<近年の日本のGDP(実質)>
2005年…503兆9210億円
2006年…512兆4519億円
2007年…523兆6858億円
2008年…518兆2309億円
2009年…489兆5884億円
2010年…512兆3646億円
2011年…514兆221億円
2012年…517兆4992億円
2013年…525兆5千億円(速報値)

<近年の日本のGDP(名目)>
2005年…503兆9030億円
2006年…506兆6870億円
2007年…512兆9752億円
2008年…501兆2093億円
2009年…471兆1387億円
2010年…482兆3844億円
2011年…473兆6691億円
2012年…472兆5965億円
2013年…478兆4千億円(速報値)

ニュースINDEX.2014年3月①
★政治・国内
『内閣府』

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