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フィジー情勢に外務報道官談話

2014年3月11日、外務省が、フィジー情勢について外務報道官談話を発表。

【外務報道官談話・フィジー情勢について】
1、今般、フィジー共和国において、本年に予定されている総選挙の準備のため、選挙委員会委員が任命され、また、バイニマラマ首相が国軍司令官を辞任する等の動きがありました。
我が国は、これをフィジーによる着実な民主化プロセスの歩みとして歓迎します。

2、また、我が国は、太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国外相により構成される閣僚級コンタクト・グループ(MCG)がフィジーを訪問し、選挙に向けての着実な進展について確認したことを評価します。

3、我が国は、引き続きフィジーの総選挙が公正かつ民主的に実施されることを期待し、フィジーの民主化に向けた取組に積極的に協力していく考えです。
        
【フィジー】
オーストラリアの東、南太平洋のフィジー諸島とロツマ島を領土とする島国。
面積は日本の四国とほぼ同じ程度で、人口は約87万人(2011年)
(フィジー系が57%、インド系が38%、その他5%)
英語を公用語とし、フィジー系住民はキリスト教徒、インド系住民はヒンズー教、回教徒。

1970年、イギリスから独立。
その後、先住民フィジー系とイギリス植民地時代に移住してきたインド系住民の対立により、現在まで数度のクーデターが発生。
混乱が続いていたが、2013年9月に新憲法が公布され、総選挙実施に向け、動き出した。
(周辺国家や地域の国際機関である太平洋諸島フォーラムの功績が大きい)

ニュースINDEX.2014年3月②
★政治・国際
『フィジー』

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