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台湾、学生たちが国会から退去

2014年4月10日、台湾で、立法院(日本の国会にあたる)を占拠していた、学生たちが退去した。

学生たちは、「台湾・中国サービス貿易協定」の批准に反対し、3月18日から立法院(日本の国会にあたる)を占拠。
4月6日に立法院の王金平院長(国会の議長)が、サービス貿易協定の審議を行わない(協定を立法院が監視する法案ができるまで)と表明したのを受けた形。
(10日、学生たちのリーダーが記者会見を行い、退去することを表明していた)

【台湾・立法院占拠事件(概要)】
日本(沖縄・先島諸島)の西にある島国。
(日本では「国」では無く「地域」として扱っている)
面積は九州とほぼ同じ広さ、人口は約2300万人。

2008年、国民党の馬英九が、第12代総統(台湾のトップ)に就任すると、中国との関係強化を推進。
2010年、中国と「経済協力枠組み協定」を締結。
2013年6月、台湾・中国サービス貿易協定(サービス業の分野を、両国の間で開放する協定)を調印。
(協定発効には、国会の批准が必要)

2014年3月18日、サービス貿易協定の批准に反対する学生たちが、立法院(国会)を占拠。
(発効すれば、台湾サービス業に甚大な影響が出るとみられることや、中国の「台湾取り込み」に対する警戒感から、反発が強くなった)
その後、行政院も占拠。
2014年3月24日、台湾警察が、行政院を占拠している学生を強制排除。

2014年4月6日、立法院の王金平院長(国会の議長)が、サービス貿易協定の審議を行わない(協定を立法院が監視する法案ができるまで)と表明。
2014年4月10日、王金平院長の意見を受け入れ、立法院から学生たちが退去。
(参考…外務省発表「台湾一般情報」)

ニュースINDEX.2014年4月②
★政治・国際
『台湾』

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