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ロシア水域におけるマス、サケ漁獲妥結

2014年4月25日、水産庁は、21日からモスクワで開催されていた「日本・ロシア政府間協議」が妥結したと発表。
(外務省からも、同様の発表が行なわれています)

日本・ロシア政府間協議では、ロシア200カイリ水域における、日本漁船の漁獲量(さけ、ます)等を協議していた。
結果、2014年は、2013年を上回る漁獲量を確保。
なお、日本の200カイリ内における、ロシア系さけ・ますの漁獲量等については、4月3日に合意している。(参考資料)

【ロシア200カイリ水域における、日本漁船の漁獲量等】
1、漁獲割当量
・べにざけ…2886トン(前年2177.2トン)
・しろざけ…3485.4トン(前年2969.2トン)
・からふとます…138トン(前年115.5トン)
・ぎんざけ…59.6トン(前年49.16トン)
・ますのすけ…61トン(前年58.94トン)
2、操業隻数
・38隻(前年33隻)
3、一隻当たりの割当量
・小型船(19トン型)…150トン(前年141.6トン)
・小型船(29トン型)…164トン(前年153トン)
・中型船…190トン(前年180トン)
4、入漁料
・約20億円(前年約16億円)

【参考・日本の200カイリ水域内における漁獲量等】
(2014年4月3日、日本、ロシアの間で合意したもの)
1、漁獲量
・からふとます…1449.9トン(前年は漁獲量の上限なし)
・しろざけ…500トン(前年は漁獲量の上限なし)
2、漁業協力費
・2億5222万円~2億8540万円の範囲で、漁獲実績に応じて決定。
(前年は3億7184万円)

*サケ、マスなど「川で生まれ川に戻る魚」については、国連海洋法で「母川国主義」が採用されるため、日本の200カイリ内においても、母川国に管轄権がある。
そのため、ロシア系サケ、マス(ロシアの川で生まれたもの)の採取については、ロシアとの交渉が必要。


ニュースINDEX.2014年4月③
★経済・国内
『漁業』

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