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３０日、メルケル・ドイツ首相と会談 ２０１４年４月３０日、ヨーロッパを訪問中の安倍総理が、ドイツでアンゲラ・メルケル・ドイツ首相と首脳会談を行なった。 会談は、ウクライナ問題から安全保障、東アジア情勢、経済、観光、交流などについて行なわれ、多くの課題で意見の一致をみた。 【日本・ドイツ首脳会談（概要）】 （外務省発表をまとめたものです） ＜安全保障について＞ ・力による現状変更の試みは、重大な問題であることを確認。 ・安全保障分野での協力強化で一致。 ・日本とドイツの安全保障分野の対話を、緊密化させることで合意。 ・日本とドイツが共に部隊を派遣している、ソマリア沖・アデン湾における連携を継続することで一致。 ＜ウクライナ、東アジア情勢について＞ ・ウクライナにおける力を背景とする現状変更について、容認しないことを確認。日本とドイツが協力していくことで一致。 ・安倍総理が、東アジア情勢について説明。拉致問題について、ドイツの理解と協力を求めた。 ＜経済、社会について＞ ・Ｇ８サミットで、日本とドイツが緊密に協力していくことを確認。 ・女性の役割の向上、少子高齢化など、共通の課題に関する対話促進を確認。 ・現在交渉中の日本・ＥＵ経済連携協定（ＥＰＡ）を早期締結に向け、協力することを確認。 ＜日本・ドイツの交流について＞ ・ベルリン日独センターの活動強化、日独フォーラムの活性化、シンクタンク間の協力を積極的に支援していくことで一致。 ・地方を含め、双方の観光客増加を目指すことで一致。 【参考・ドイツ連邦共和国】 西ヨーロッパの位置する連邦共和国。 国土面積は日本の約９５％。 人口は８千万人強（２０１２年）。 国民の６割強が、キリスト教徒。 （カトリックとプロテスタントが拮抗）。 ＥＵの中心国で、Ｇ８、Ｇ７のメンバー。 ＊５月３日、一部（ドイツについて）説明追加 |
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