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富岡製糸場、世界遺産に決まる

2014年6月21日、文化庁が、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産への記載が決定したと発表。

第38回ユネスコ世界遺産委員会(カタール・ドーハで開催中)で、日本が推薦した「富岡製糸場と絹産業遺産群」について審議が行われ、同日、世界遺産一覧表に記載することが決定した。

これで、日本の世界遺産は18件(文化遺産14、自然遺産4)。
なお、世界遺産一覧表への正式な記載日は、世界遺産委員会の審議最終日である6月25日になる見込み。

【富岡製糸場と絹産業遺産群・遺産推薦経緯】
2012年8月23日、世界遺産関係省庁連絡会議で「富岡製糸場と絹産業遺産群」を推薦物件とすることが決定。
2012年9月末、ユネスコ世界遺産センターに、推薦書(暫定版)を提出。
2013年1月31日、推薦書(正式版)をユネスコに提出。

2013年4月26日、イコモス(世界遺産委員会の諮問機関)が、世界遺産への「記載」が適当と評価。
2013年6月21日、カタールのドーハで開催されている第38回ユネスコ世界遺産委員会において、世界遺産一覧表に記載することが決定。

<世界遺産委員会の評価>
以下の4つの評価に分かれる。
1、記載…世界遺産一覧表に記載すべきもの。
2、情報照会…追加情報の提出を求めた上で、次回以降に再審議。
3、記載延期…より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。
4、不記載…世界遺産の登録記載にふさわしくないもの。
(世界遺産委員会で不記載決議となった場合、例外的な場合を除き、再推薦は不可となる)
ニュースINDEX.2014年6月③
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