祇園祭、始まる
2014年7月1日、京都・八坂神社で、祇園祭の始まりとなる「お千度の儀」が行われた。
また、各山鉾町で、「吉符入り」も行われ、祇園祭が始まった。
(お千度の儀、吉符入りはともに、祭の無事を祈願する神事)
なお、2014年から再び(1966年以来)、山鉾巡行が前祭と後祭に分かれます。
前祭は7月17日(これまでの巡行日)で、山鉾23基が巡行。
後祭は7月24日で、山鉾10基が巡行を行なう。
(例年どおり、同日、花傘巡行も行われます)
【祇園祭】
京都の八坂神社の祭り。
日本三大祭りの一つ。
(大阪の天神祭、東京の神田祭、京都の祇園祭)
京都三大祭りの一つ。
(葵祭、祇園祭、時代祭)
869年に行われた、疫病を鎮めるための神事が起源。
970年から、毎年行うように。
(応仁の乱や第二次世界大戦のため、中断したことも)
<主な行事>
・7月10日…山建て鉾建て(〜13日)
・7月14日…宵々々山
・7月15日…前祭・宵々山
(15、16日の18時~23時、四条通や烏丸通が歩行者天国に)
・7月16日…前祭・宵山
・7月17日…前祭・山鉾巡行、神幸祭(神輿渡御)。
・7月21日…後祭・宵々々山
・7月22日…後祭・宵々山
・7月23日…後祭・宵山
・7月24日…後祭・山鉾巡行、花傘巡行、還幸祭(神輿渡御)。
<山鉾巡行経緯>
1960年代に入ると自動車の時代が始まり、祇園祭で京都市中心部の道路を、長期間、規制することが問題となり、運輸、警察、観光、主催者などが話し合い、1967年から山鉾巡行を1本化することに。
(市内中心部の道路規制を1週間だけに)
2010年代に入ると、後祭の大トリを務めていた「大舩鉾」の復活が決まり、再び、巡行を元の形に戻したいと主催者、観光サイドが、運輸、警察などに申し出。
これが認められ、2014年から、山鉾巡行が前祭と後祭に分かれることに(元の形に)。
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