QE3縮小、買い入れ月250億ドルに
2014年7月30日(現地時間)、前日から開催されているFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)で、QE3(アメリカの量的緩和政策)の縮小が決まった。
(委員会終了後、声明として発表)
月350億ドルの買い入れを、8月から月250億ドルに縮小する。
【連邦公開市場委員会声明・概要(2014年7月30日)】
(FOMC声明をまとめたものです)
・労働市場の状況は改善し、失業率はさらに下がっている。しかし、労働力資源が大幅に残っていることを示しています。
(失業率は求職を諦めた人を含んでいない数字。労働参加率が悪い)
・8月から月150億ドル購入している「MBS」を、月100億ドルに。
月200億ドル購入している「長期国債」を、月150億ドルに縮小する。
合わせ、月350億ドルの買い入れを、月250億ドルに縮小する。
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
*MBS…Mortgage-backed securities、モーゲージ担保証券。住宅ローン担保証券とも訳されている
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