ロシアの人道支援に、懸念を表明
2014年8月23日、外務省が、ウクライナ東部でのロシアの人道支援について、外務報道官談話を発表。
人道支援を理由としたロシアの輸送車列が、ウクライナ政府の同意も無く、ウクライナ東部へ越境していることについて、懸念を表明したもの。
【外務報道官・ロシアの人道支援について】
1、8月22日、人道支援を理由として、ロシアの輸送車列が、ウクライナ政府の同意なく、ウクライナ領内に越境したことにつき、深刻な憂慮を表明します。
このような越境は、ウクライナの主権に対する侵害であり、また、ウクライナ東部情勢を更に悪化させることにもなりかねません。
2、ロシアに対し、このような一方的行動を直ちに停止し、人道支援を行う場合には、ウクライナ政府及び赤十字国際委員会との合意に従って透明性のある形で実施するよう求めます。
また、武器や戦闘員のロシアからウクライナ領域への流入を停止し、国境管理を厳格化すること、分離派武装勢力に影響力を行使して、停戦の実現及びウクライナ情勢の平和的解決に向け、建設的に行動することを強く求めます。
|
|
|
|