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タイ暫定首相について、談話を発表 ２０１４年８月２５日、外務省が、タイでの暫定首相の任命について、外務報道官談話を発表。 ２５日、タイにおいて暫定首相が任命されたことを受けて、日本の「考え」を表明したもの。 【外務報道官談話・タイの暫定首相の任命について】 １、今般、タイ王国において、プラユット・ジャンオーチャー氏が暫定首相に任命されました。 我が国は、タイの長年にわたる友好国として、今般の暫定首相の任命が、議会選挙を通じた民主的な体制への円滑かつ早期の移行に向けた一歩となることを強く期待します。 ２、特に、我が国としては、タイ国内における基本的な権利と自由の保護が引き続き重要と考えています。 ３、また、日本政府は、邦人の安全や日本企業の円滑な活動を確保するため，暫定政権への働きかけを含め，必要な措置を講じていきます。 【タイの政変・経緯】 ２０１３年末から、インラック首相を支持しないグループが、半年にわたり、反政府デモを繰り返してきた。 ２０１４年５月７日、タイ憲法裁判所が、インラック首相が３年前に行なった政府高官人事について、憲法に違反したものであると認定。 この判決により、インラック氏は首相を失職。 その後、インラック氏を支持するグループと、支持しないグループの対立が激しくなり、タイ国内が混乱状態に。 ２０１４年５月２０日、軍が戒厳令を敷く。 その後、タイの各派が集まり、対話が行われるが一致点を見出せなかった。 ２０１４年５月２２日、軍部が全統治権を掌握。 ２０１４年６月２７日、プラユット陸軍司令官が議長を務める「国家平和秩序維持評議会」が、２０１５年中に新憲法下での議会選挙の実施を柱とする「ロードマップ」を発表。 ２０１４年８月２１日、暫定憲法の下で国会機能を代替する「国家立法議会」において、プラユット議長が暫定首相の指名を受け、８月２５日、暫定首相に就任。 |
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