パリでテロ事件発生、注意を
2015年1月7日、外務省が、渡航情報「パリで発生したテロ事件に伴う注意喚起」を発表。
7日、フランス・パリにおいて、雑誌社に対するテロ事件が発生。
このテロ事件で、警察官2名を含む12名が死亡、6人が負傷。
これを受け、外務省がフランスに渡航・滞在されている方に対し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、注意を呼びかけた。
【渡航情報・パリでのテロ事件に伴う注意喚起】
1、7日11時半頃(現地時間)、パリ第11区で、左派系雑誌社「シャーリー・エブド」をカラシニコフ銃等で武装した2人組が襲撃。
少なくとも警察官2名を含む12名が死亡、6人が負傷しました。
現在も犯人は逃走中です。
2、オランド・フランス大統領は、本事件をテロと断定しました。
同日、パリを含むイル・ド・フランス州におけるテロ警戒レベルが、最高レベルの「攻撃の警戒」に引き上げられました。
3、現時点では、犯人像は明らかになっていませんが、「シャーリー・エブド」社はイラクとレバントのイスラム国(ISIL)の指導者バクダーディーの風刺画をツイッターに掲載しており、また、犯人らは、犯行時「アラー・アクバル(神は偉大なり)」、「預言者に対する復讐をした」と叫んだと報じられています。
4、フランスへ渡航・滞在される方は、以上の状況を考慮し、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。
特に、テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど、安全確保に十分注意してください。
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