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スリランカ大統領選を歓迎

2015年1月9日、外務省が、スリランカ大統領選挙について外務大臣談話を発表。

8日に行われたスリランカ大統領選挙は、9日、選挙結果の発表が行われ、シリセーナ候補の当選が確定した。
談話は、この選挙を歓迎するとともに、同国の国民和解が進展することを期待したもの。

*現職のラージャパクサ大統領が僅差で敗れ、野党統一候補のシリセーナ候補が当選。ラージャパクサ大統領は国民の判断を受け入れ、9日、新大統領に道を譲るとした「敗北宣言」を行なった。

【外務大臣談話・スリランカ大統領選挙について】
(2015年1月9日)
1、我が国は、1月8日に実施されたスリランカ大統領選挙が平穏かつ成功裡に実施されたことを歓迎するとともに、シリセーナ候補が大統領に選出されたことに祝意を表します。
また、民意をくんで円滑かつ平和裡の政権委譲を決断された、ラージャパクサ大統領を賞賛します。

2、我が国は、シリセーナ新大統領のリーダーシップの下、スリランカの全ての関係者が協力し、同国における国民和解、民主主義及び経済開発が進展することを期待します。

3、我が国は、スリランカのかかる努力を引き続き支援し、協力関係を更に発展させていく考えです。

<スリランカ>
正式名は、スリランカ民主社会主義共和国。
セイロン島(インドの南)を領土とする南アジアの共和制国家。
人口は約2050万人(2013年)、国土面積は北海道の約0.8倍。
仏教徒が人口の70%を占め、キリスト教徒が11%、ヒンドゥ教徒が10%、イスラム教徒が8.5%。

1948年、イギリスから自治領(英連邦王国)・セイロンとして独立。
1972年、スリランカ共和国に改称し、英連邦内の共和国となる。
1978年から現在の国名に。

1983年以降、スリランカ東部の反政府勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」との間で内戦状態に。
2009年、政府軍がLTTEを制圧、内戦が終結した。

*参考…外務省発表「スリランカ一般情報」

ニュースINDEX.2015年1月③
★政治・国際
『スリランカ』

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